書評のまねごとなどしてみる
紀伊国屋のサイトを見てたら、懐かしいマンガを発見して購入。
この作品のテーマは”男同士の人間関係”。親子、同僚、兄弟、義父と娘婿・・・様々な立ち位置で男同士が悩んだり反目したり理解し合ったりします。
オノ・ナツメさんの白を基調とした絵と自分のこと、相手のことを静かに語り出す男たちのセリフがマッチして、独特の世界を作っています。短編集ですし、作者は別の連載をしてるからこの一冊きりで終わるんでしょうけど、いつかまた続編を見たいシリーズですね。
全部で6編の物語がありますが、私は兄弟関係を描いた第5話の”煙”が好きです。
最新作の”つらつらわらじ”も読んでみるかな。